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嫌いな男
第22章 プレゼント
待つこと10分あまり、
強羅の携帯が鳴り出した。

もちろん、相手は翔子だ。
「もしもし?」

「強羅くん、私ね、貴方に言っておきたいことがあるの」


思い詰めた口調に、強羅の背筋が伸びる。



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