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第1章 出発

父と姉の愛に見守られ、元気よく、


じゃーねー！いってきまーす！

と言った。


父はうっすら涙を浮かべてた。

それをみた愛も泣いていた。


華は泣かなかった。

というより、堪える涙に必死だったけど、
泣いてしまうと行きたくなくなるから、

泣かなかった。



そして、離陸。

寂しさよりも、大量の荷物をもって、移動できるかの不安、これからの生活にワクワクの方が大きかった。


待っててね、微笑みの国！

初めての一人暮らし！


頑張れるよね、私。