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第2章 新生活

到着から3日後、今日はシェアハウスに入居する日だ。

するとホテルに日本人の不動産会社の人が迎えに来てくれた。


「佐々木さん？」

「はい、そうです…」

「橋本と言いますー！宜しくね！」


不動産をしている橋本さんは、40代半ばと思われた。

でっぷりとしていて、禿げていて、少しよれっとしたスーツにワイシャツ。

でも明るいおじさんという感じだった。


初めて会った日本人の橋本さん。
なんか嬉しかった。


車の中で橋本さんと話が弾んだ。