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生きること、思うこと
第81章 骨密度

骨密度が下がったことにとてもショックを感じた私です。
歳は取りたくないと思いました。
でも、仕方が無いのです。
「生・老・病・死」は私達が生きていく上での“宿命”の様なものです。
お釈迦様はこの世の「苦」とは「思い通りにならないこと」だと言いました。
「生」とは親を選んで生まれてこられないし、性別や容姿、時代も選んでこられない思い通りにならない事だという事です。
「老」とは老いる事をしたくないのにどうしても老いて行ってしまう。これも思い通りになりません。
「病」とは、なりたくて病になる人はいないので、これも思い通りにはなりません。
「死」とは、自分では死にたくないと思っていても必ず死ぬという、やはりこれも思い通りになりません。
なので、老いる事は避けられない、誰にでも平等にやってくる現象なのです。
そこで、嘆いても意味はありません。
その老いを受け容れる事が大切なのではないかと思うのです。
今の私には、お医者さんから処方されたお薬を規則正しく飲むしか方法は無いようです。
老いを受け容れる。
ちょっと難しいですね。
でも、受け容れられたら楽になると思います。
受け容れるってとても大切な事かも知れないと思う今日この頃なのです。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

