この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
生きること、思うこと
第15章 前倒し
ピンポーン…と、インターホンが鳴りました。
「分かりづらい場所でごめんなさいね」
「いえ、大丈夫です」
「配達ありがとう」
「こちらこそ、ありがとうございました!!」
そう言って配達の人は帰ってゆきました。
とても可愛い男性でした。
私は可愛い男性に弱いのです(笑)
友人は、やる気のないバイトだなぁ。
などと言っていましたが、私的には可愛い人だったので許しました(笑)
男性も、女性も可愛い人は好きです。
お寿司が届いたので友人と乾杯しました。
「お誕生日おめでとうございます!!」
「ありがとう。まだ、1か月先だけどね(笑)」
そんな会話をしながらお寿司を食べました。
私も、来月で大台に乗ります。
こんなに長生きするとは自分でも思っていませんでした。
それくらいに自分でも驚いています。
友人と自分が死ぬ時の話をしました。
「死ぬ時は心臓発作とか脳梗塞とかでポックリ死にたいなぁ。余り周りに迷惑かけたくないし」
「美月さん、死んだ後に、必ず誰かしらに迷惑かけるんですよ」
「確かにそうだけどね。でも、なるだけ迷惑はかけたくないなぁ」