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生きること、思うこと
第246章 許す

おはようございます✨
美月です。◕‿◕。
私には4歳離れた姉がいます。
その姉から、昨年いきなりLINEをブロックされました。
ブロックされる前に、私と姉は亡くなった“両親”の話しをしていました。
ただ、亡くなった父や母の話しをしていただけでした。
ですが、姉は両親の話をして欲しくはなかったみたいでした。
どうやら、姉は両親に対してとても怒り、憎み、怨んでいる様でした。
確かに、姉は幼少の頃、母の肺結核の病の為、母から引き離されて父方の祖母に預けられ育てられました。
その時、祖母は姉ばかりを可愛がり、従姉妹はないがしろにされ、その従姉妹からかなり冷たい対応を受けていた様でした。
私は、姉からその話を聞いた時、幼いながらも心が痛んだのです。
しかし、母は好きで肺結核になり姉を手放した訳ではありませんでした。
苦渋の決断だったと思うのです。
姉を手放したその後、母は7時間にも及ぶ大きな手術をしました。
手術の後は2年にも及ぶ療養生活を送ったのです。
その後、母の病は完治して無事に退院することが出来ました。
その時に、母はこう思った様です。
「次に生まれてくる子供は自分の手で育てたい…」
その思いから私が生まれてきたのです。
美月です。◕‿◕。
私には4歳離れた姉がいます。
その姉から、昨年いきなりLINEをブロックされました。
ブロックされる前に、私と姉は亡くなった“両親”の話しをしていました。
ただ、亡くなった父や母の話しをしていただけでした。
ですが、姉は両親の話をして欲しくはなかったみたいでした。
どうやら、姉は両親に対してとても怒り、憎み、怨んでいる様でした。
確かに、姉は幼少の頃、母の肺結核の病の為、母から引き離されて父方の祖母に預けられ育てられました。
その時、祖母は姉ばかりを可愛がり、従姉妹はないがしろにされ、その従姉妹からかなり冷たい対応を受けていた様でした。
私は、姉からその話を聞いた時、幼いながらも心が痛んだのです。
しかし、母は好きで肺結核になり姉を手放した訳ではありませんでした。
苦渋の決断だったと思うのです。
姉を手放したその後、母は7時間にも及ぶ大きな手術をしました。
手術の後は2年にも及ぶ療養生活を送ったのです。
その後、母の病は完治して無事に退院することが出来ました。
その時に、母はこう思った様です。
「次に生まれてくる子供は自分の手で育てたい…」
その思いから私が生まれてきたのです。

