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第8章 悪魔な転入生っ!？

「優奈。」

「....シド..あんたね..」

首を傾げるシドにため息をつき、私は席を立った。

「ああっと..みんな!私の従兄弟の島崎シド。人見知り激しいから、素っ気ないかもしれないけどよろしくねっ!」

すると、女の子たちがキャア!と騒ぎ始めた。

「優奈の従兄弟!？」
「聞いてないよぉ～!」

「あははは....従兄弟なのー..」

適当に笑って席につくと、担任が私の隣に座るよう指示して授業が始まった。