この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
只今、悪魔で調教中
第10章 悪魔な恋心っ!?
「なあおい、優奈!」
移動教室に向かう途中、後ろから呼び止められ、私が振り向くと浩二が立っていた。
シドが身構えるのを目で制する。
「..なに?」
「お前..ちょっと後でいいか?」
「....いいけど。」
私が言うと、ありがとう!と言ってシドを睨みつけると先に行ってしまった。
「..おい優奈。何故了承したのだ。」
不機嫌そうに言うシドを見上げ、ため息をつく。
「この際はっきりさせとかないとな~って。」
「だがアイツはー」
「いいから。心配しなくても大丈夫だよ~」