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只今、悪魔で調教中
第2章 悪魔な要求!?
「ご馳走さまでした。うん、優奈、料理が上手くなったのぉ!」
おじいちゃんがニコッと笑って嬉しそうにいった。
「ほんと~っ?へへ」
ちょっと得意げになって、皿を重ねていく。
しかし弟の裕太が、ふん、と鼻で笑った。
「..料理できたって、嫁の貰い手ねぇくせによ」
「うるさいわね!陰キャのクセに。」
私が言うと片方の眉をピクリとさせた。
怒っている時のサインだ。
(面倒なことになる前に退散しよ~っと)
私はそそくさ皿をキッチンに持っていき、コソッとポケットに手を突っ込んだ。