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第14章 悪魔な別れっ!？

『ねぇこれどうしたの？』

私はシドのなめらかな背中にある、手のひらくらいの火傷の跡を触ってたずねた。

『ん？..ああ。それは幼い頃に付けられた焼き印の跡らしい。ワシはよく知らぬ。』
『ふ～ん..』

私は思い出して、頷いた。

「確かに..幼い頃に付けられた焼き印の跡とか..」

すると、老人が目を見開いて立ち上がった。

「それは....」

そういってある部屋に入っていくと、何やら紙を持って帰ってきた。