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只今、悪魔で調教中
第15章 悪魔な再会っ!?
「魔王様。お久しぶりでございます。」
お父さんが恭しく頭を下げると、ふんっと鼻を鳴らした。
「前王様が何のご用ですか?」
「息子のことでお願いに上がりました。」
(何でこんな奴にそんな低姿勢なのよ!)
腹が立ったが仕方なく、私は黙って成り行きを見ていた。
「息子..?ああ..シド君のことね。」
そういうと魔王がこちらに歩いてきた。
コツコツと足音が響く。
「クスッ..シド君は愛されているね。」
そして私の目の前に立った。