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只今、悪魔で調教中
第15章 悪魔な再会っ!?
また気を失いそうになるシドを見て、魔王の目が一層輝いた。
その瞬間、シドが苦しそうに呻きだす。
「うがっ..ぐ....」
落ち掛けた頭を持ち上げ、手を握りしめ耐えるような姿に、私は叫んだ。
「やだ!やだやだ!シドになにすんのよぉ!」
(シドが死んじゃう!!)
「ぐっ....がはっ..」
「お願い!お願いだから!お願い....」
すると、私をチラッと見て、またシドに視線を落とした。
そしてシドがクタッと倒れこみ、荒く息を吐く。
「はぁ..はぁ..ゆ..な...」
その声に顔をあげ、シドを見てから魔王に視線を移す。
魔王がシドを見る目は、しかし殺意というよりも..
(そうか..今わかった....この人の気持ち..)
ふらりと立ち上がり、魔王に近寄る。
「..お願い、シドを殺さないで。」
「....」
無視する魔王の顔にはもう笑顔はなかった。
私は自分を奮い立たせ、彼をしっかり見据えた。
(でも..これでいいの?もし...私の考えていることが当たっていれば...私は...この人と.....)
その瞬間、シドが苦しそうに呻きだす。
「うがっ..ぐ....」
落ち掛けた頭を持ち上げ、手を握りしめ耐えるような姿に、私は叫んだ。
「やだ!やだやだ!シドになにすんのよぉ!」
(シドが死んじゃう!!)
「ぐっ....がはっ..」
「お願い!お願いだから!お願い....」
すると、私をチラッと見て、またシドに視線を落とした。
そしてシドがクタッと倒れこみ、荒く息を吐く。
「はぁ..はぁ..ゆ..な...」
その声に顔をあげ、シドを見てから魔王に視線を移す。
魔王がシドを見る目は、しかし殺意というよりも..
(そうか..今わかった....この人の気持ち..)
ふらりと立ち上がり、魔王に近寄る。
「..お願い、シドを殺さないで。」
「....」
無視する魔王の顔にはもう笑顔はなかった。
私は自分を奮い立たせ、彼をしっかり見据えた。
(でも..これでいいの?もし...私の考えていることが当たっていれば...私は...この人と.....)