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第17章 悪魔な決断っ!？

「シド!」

私は扉を開けベッドに走り寄った。

「優奈。」

そのまま家来たちが制するのもかまわずシドに飛びつく。

「うがっ..いっ..ゆ、優奈..」

苦しそうに痛みに顔を歪めるシドに構わず、私はぎゅうっと抱きしめた。


「シド!シドぉ!」

「....」

そしてゆっくりと私の背中に手を添え、ぎゅっと引き寄せた。