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第17章 悪魔な決断っ!？

「お前たちが本当に想い合っておれば..出会えるかもしれん。しかし、奇跡が起こるかは保証せぬ。」

「そんな....」

「ワシは皐月とできるだけ長くいたいと願い..結果、彼女は苦しみながら普通のおなごより長く生きた。」


「....少し二人で話させてくれ。」

シドがそういうと、お父さんは頷いて部屋を出て行った。


「....シド..」

私はふらりとベッドに座りシドを見た。

思いつめたようにじっと俯いている。

「ねえシド..」

「優奈は..ワシと出会えると思うか？」

「え？」