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第5章 悪魔な現実っ!？

シドの声に立ち止まり顔をあげる。

目の前に腕を組んで浮いていた。

「何を泣いておる。良かったではないか、契約が切れたのだ。」

（契約契約って..）

「私は契約なんてしてない!好きだから一緒にいたの!」

私は一目も構わず叫んで、その場でうずくまった。

「ふっ..ぐすっ....」

シドがため息をつくと、気配が消えた。