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私と彼の8日間
第6章 5日目

懐かしい顔に笑顔になった。

「サトぉ~!」

私が抱きつくと、ポンポンと頭を撫でられた。

「梓、変わってねぇな、そういうとこ!」
ニコッと笑い、ちょっと話そう、と外に連れ出された。

ジャージだったので近くのカラオケボックスに入り、向かいあう。

飲み物が届いてから、里が口を開いた。

「あんたすっげぇ雰囲気は変わったよな!最初わかんなかった。黒髪だし、メガネだし。」

「うん、まぁねぇ。」
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