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私と彼の8日間
第9章 8日目
「いってきまーっす!!」
私は元気よく家を飛び出し、駅に向かった。
「ふふーん♪もう期間なんて関係ないもんねーっ!」
一人でニヤニヤしながらスキップする。
行き交う人たちに奇異の目で見られてるけど、気にしない。
(だって私は幸せだからー!)
しかし、くるりっと道の真ん中で回り、脳みそが揺らされて私はハタと気づいた。
「...ん...?あれ..?私たちって本当に付き合ってるのかな?」
思えば私は事実は聞かされたし、好きだとは言われたけど....