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私と彼の8日間
第18章 Ⅶ日目
僕はうっすら目を開けた梓の手をひいて、ぎゅっと抱きしめた。
(ごめん。)
しかし..
「..またするの..?えっちなこと..」
その言葉に僕は固まった。
「マサキ君は私を小説の材料にしか見てないだろうし..この8日間だってそのためだってわかったよ。けど..もうヤだよ、こんなの。」
僕は何もいえず黙ったまま聞いていた。
「..別れよう?ちょっと早いけど..私もう疲れたよ..」
ため息をつかれ、ゆっくり顔を離す。
(梓が離れていく....)
僕は焦ってまくし立てるように、大学で梓に興味を持ったこと、契約結んでから、どうしても梓のことを考えてしまってたこと..全てを話した。
必死だった。
情けないけど、僕は梓を離したくなかったから。
(ごめん。)
しかし..
「..またするの..?えっちなこと..」
その言葉に僕は固まった。
「マサキ君は私を小説の材料にしか見てないだろうし..この8日間だってそのためだってわかったよ。けど..もうヤだよ、こんなの。」
僕は何もいえず黙ったまま聞いていた。
「..別れよう?ちょっと早いけど..私もう疲れたよ..」
ため息をつかれ、ゆっくり顔を離す。
(梓が離れていく....)
僕は焦ってまくし立てるように、大学で梓に興味を持ったこと、契約結んでから、どうしても梓のことを考えてしまってたこと..全てを話した。
必死だった。
情けないけど、僕は梓を離したくなかったから。