この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私と彼の8日間
第21章 私と彼と・・・?
『松田君断らなかったみたいで…それで、さっき萌ちゃんと一緒に外歩いてたとき、ウェディングドレスとタキシード?みたいなカッコしてたでしょ?』

『見えなかった…』

『もう!とにかく…パートナーなんて、彼女いるのによく引き受けたわねって感じ!てっきり梓も納得済みなのかと思ってたけど…』

『き、きいてない…で、でも、ダンス踊るだけなら…』

『馬鹿ね…ダンスの後、この大学の学園祭では決まりがあるの。』

『決まり…?』

『みんなの前で誓いのキス!そこが一番の盛り上がりなんだよ。』

『…ええええええええ!!!??』



サヤカが前にいっていた、マサキ君が忙しいというのは当日に萌ちゃんとキャンパス周りしたり、ダンス踊ったり…ということだったらしい。
私はもちろんまったく知らされてなかった。

「うう…キスはやだよ…」

(百歩譲ってダンスまでは我慢するけど…っていうか!どうして断らなかったの!ていうか、どうしていってくれなかったのマサキ君!)


「さ、榊原?」

ちょっと引いた顔をした田所君に、また現実に戻された。

「はっ…!な、なななななんか私いった!?」

「えっと…キスがどうたら…」

(いやあああ!変態だと思われた!余計に嫌われちゃう!唯一の男友達が!)

「な、何でもないよお!」

慌てて首を振ると、一瞬驚いた顔をしてクスクス笑い出した。

(ありゃ?田所君が笑ってる?ていうか笑われてる?)
/646ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ