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第4章 白浜観光をしよう！　①

そのヌートリアと言う奴と
ハクビシンと言う奴をググってみたが

「これ、カピバラじゃん」

「だから、見た目は可愛いんだってば」

そう言われて　ハクビシンも調べたが
猫とタヌキの間みたいなやつだった

「可愛いじゃん、ハクビシン」

「まぁ、見た目はね可愛いんだけどね？
ヌートリアは川に居るから、家にまでは
なかなか来ないけどね。ハクビシンとか
イチゴを庭とかで作ってたら食べに来るよ？」

サファリパークに来ていて
何故か害獣の話をしながら
遊園地のエリアを抜けると

サファリゾーンを回る
汽車の様な乗り物に乗れる乗車口があり
そこには乗車待ちの列があったが

「どうする？透真、これに乗る前に、
先に例の伝説の生涯現役の
９０代のお父さんに会いに行く？
飼育下で、繁殖をしている
最高齢記録を保持するパンダらしいからね」

「生涯現役は、男として肖りたい限りだし？
肝心のそのパンダのさ名前何だっけ？
子供達は白浜の浜を取って、
ひんの一族だったじゃん？
白浜のパンダ一家って、
彩浜やら桃浜やら、楓浜やら
結浜とかそんなんだっただろ？」

「すぐソコのエリアには、お父さんの
永明とお母さんの良浜と、彩浜って
２０１８年生まれの女の子が居るよ。
てか透真、名前良く知ってるね。
子供ちゃんパンダの名前、
透真、パンダ好きだったの？」

そのサファリを回る乗り物の
乗り場から少し上がった場所にある
パンダの両親と娘の彩浜が居る場所へ移動する

土日とかだと混雑してるだろうが
平日なだけあってゆっくりと
パンダの姿を見る事が出来る

「パンダの身体大きいけど、
その身体の割に赤ちゃん小さいんだよね。
人間だって、３０００グラムの子供産むのに。
パンダの赤ちゃんの体重って
大体、体重が１００グラム前後なんだよ。
見た目もウサギの赤ちゃんみたいな
ピンクのグミに毛がちょろっとみたいなのだよ」

そんな風にパンダの赤ちゃんについて
ののかが説明をしてくれるが

生憎な事に
産まれたてのウサギの赤ちゃんを
俺は見た事が無いんだけどなぁ…
うさぎの赤ちゃんってピンクのグミ
みたいな…感じなんだ…

「ちなみに、カンガルーの赤ちゃんは
生まれた時の体長２センチだからね？」