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未熟の淫情
第4章 女性セラピストへの道

 「ほら、見て…美結ちゃんのも、こんなにネバついて、糸を引いちゃって…」

美結の淫裂を触診した奈央の指先には、ガマン汁の様な濃厚な愛液が
ネットリと纏わり付き、キラキラと妖しく光り輝いている…

 「エッ…な、奈央さん…そ、そんな…」

ワザとらしく、周りに魅せ付ける様、奈央は愛液塗れの指をチュパチュパと
音を勃てて舐めしゃぶり、美結のマン汁を味わっていた…

 「へぇ~…美結ちゃんのマン汁は、みたらし団子のタレみたいに、
ほんのり甘塩っぱくて、とっても美味しいわ」

 (…み、みたらし団子って…女の人のは、そんな味が…)

奈央の解り易い食レポにイメージが湧き、飲欲がそそられる…

男達は喉を鳴らし、ゴクリと大粒の生唾を呑み込んでいた…

 (…っていうか…ま、まさか…目の前で女同士の濡れ場が始まるなんて…)

思いもしない急展開に、頭が追い付きやしない…

 (…こ、このまま二人のレズプレイを最期まで魅せられるなんて、そんなの…)

男には極上のオナネタだが…唯、ジッと見ている事しか許されないのであれば、
拷問とも言える耐え難き時間だろう…

 「フフッ…ほら、皆さんも折角の機会ですから、奈央さんのヤリ方をよく見て、
女の落とし方をしっかり勉強させて貰って下さい」

 (…女の落とし方って…)

美紀に言われるまでもなく、男達は女同士の鬩ぎ合いから、
1秒たりとも目が離せなかった…

まるで、恋愛ドラマの1シーンの様に、
宝塚トップの男役と化した奈央が、背後から美結の目の前に詰め寄ったかと思うと、
怯む美結をそのまま壁際まで一気に追い込み、片手で男らしく壁ドンして魅せる…

 「…な、奈央さん…まっ、待ってッ…ち、近いです…」

二人の顔は鼻先が当たりそうな程の至近距離だった…

 「ねぇ、私じゃイヤ?」

ジッと美結の目を見詰め、奈央が甘い声で問い掛けている…

 「…イ、イエ…そ、そんなコトは…」

勿論、美結も奈央のコトがイヤな訳ではない…

コレまで気の合う仲のイイ年上のお姉さんとして、何度も接しているのである…

しかし、だからといって、いきなり性の対象として迫られても
直ぐには受け挿れられないだろう…

美結は曖昧に言葉を濁し、視線を逸らすが…

 「フフッ…可愛い…」

奈央はソッと顔に触れると、そのまま顎クイし、美結の唇を強引に奪っていた…
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