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因果応報
第2章 いけすかないオンナ
毛先を整える程度にカットして貰ってから、丁寧に髪を巻いて貰うと、
「良い女」の出来上がり。
「ワガママな客だよ」と、スタイリストの男の子が胸の奥で呟いていたのなんて気づかず、
むしろ、アタシにゾッコンだと勘違いしつつ、
その男の子の手を握ってから、お店を後にする。
交流会の会場は、
老舗のホテルの一室。
高い会費に相応しい、
重々しい部屋でのブュッフェ形式。
アタシは、コルセットみたいなボディースーツとガードルが苦しくて、
食べ物には一才手をつけずに、
シャンパングラスを片手に周りを物色しては名刺交換をした。
肩書き第一、
でも、見た目も重要。
そう思いながら、狙いをつけたオトコに近寄るけど、
そんなに話は弾まなくて、
オジサンみたいなヒト達ばかり話し掛けてくる。
好みのオトコは、
松本杏奈みたいな、
清楚で大人しくて真面目そうなオンナと話をして、
すっと部屋から一緒に出て行ってしまう。
或いは、若くて美人で頭が空っぽそうなピンヒール女子。
いけすかないオンナたち。
空きっ腹で呑んでいたせいで、
酔っ払ってしまって、
関西弁で少し下品な話し方をしていたようで、
周りにいたオジサン達も一人、また一人とアタシから離れていく。
つまらない場所に、
つまらないオトコばっかり!
そう思って、アタシは会場から出た。
ドアの外で、名刺交換もしたくないような、
いけてないオジサンとぶつかる。
「大丈夫?
部屋で休む?」と言われたけど、
コルセットみたいなのを脱ぐのも面倒で、
後ろ手でヒラヒラと手を振りながらエレベーターに向かった。
そうして、週末は無駄に終わった。
「良い女」の出来上がり。
「ワガママな客だよ」と、スタイリストの男の子が胸の奥で呟いていたのなんて気づかず、
むしろ、アタシにゾッコンだと勘違いしつつ、
その男の子の手を握ってから、お店を後にする。
交流会の会場は、
老舗のホテルの一室。
高い会費に相応しい、
重々しい部屋でのブュッフェ形式。
アタシは、コルセットみたいなボディースーツとガードルが苦しくて、
食べ物には一才手をつけずに、
シャンパングラスを片手に周りを物色しては名刺交換をした。
肩書き第一、
でも、見た目も重要。
そう思いながら、狙いをつけたオトコに近寄るけど、
そんなに話は弾まなくて、
オジサンみたいなヒト達ばかり話し掛けてくる。
好みのオトコは、
松本杏奈みたいな、
清楚で大人しくて真面目そうなオンナと話をして、
すっと部屋から一緒に出て行ってしまう。
或いは、若くて美人で頭が空っぽそうなピンヒール女子。
いけすかないオンナたち。
空きっ腹で呑んでいたせいで、
酔っ払ってしまって、
関西弁で少し下品な話し方をしていたようで、
周りにいたオジサン達も一人、また一人とアタシから離れていく。
つまらない場所に、
つまらないオトコばっかり!
そう思って、アタシは会場から出た。
ドアの外で、名刺交換もしたくないような、
いけてないオジサンとぶつかる。
「大丈夫?
部屋で休む?」と言われたけど、
コルセットみたいなのを脱ぐのも面倒で、
後ろ手でヒラヒラと手を振りながらエレベーターに向かった。
そうして、週末は無駄に終わった。

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