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因果応報
第6章 悪巧み不発と出逢い
正確な状況把握をして、
今後の作戦を立てないと!


アタシはそう思って、
まずは社長とのサシ飲みの機会を作った。


そして、結論から言うと、
やっぱり、社長は松本杏奈に骨抜きになっているようだった。

でも、この前の名古屋出張でも、その後についても、
彼女と特別な関係にはなっていないみたいだった。

名古屋では
同じ部屋には泊まれなかったと、ぼやいていた。

ってことは、フラれたってことだろうに、
一向に彼女を悪く言わないどころか、
仕事が良く出来るとか、
品があるとか、
育ちが良いとか、
褒めまくっていた。


会社を出て、
社長にワインを散々呑ませて、
あれこれ訊いた後、
そのまま、二人でホテルに行ったけど、
相変わらず、社長は勃たないし、
アタシとはキスもしようとしないことに苛立ちながら、
スラックスとトランクスを脱がせて、
音を立てながら舐めてあげた。


やっと挿れられるくらいになった処で、
自分でストッキングとショーツを脱ぐと、
面倒そうな顔で、
「自分で動いてよ」と言う。


アタシは、服を自分で脱ぎながら下着姿で跨った。


社長はあっという間に射精して、
「舐めて綺麗にしてよ?」と言って、
そそくさと服装を整えると、

「これ、ホテル代」と言って万札を置いて部屋から出て行った。


奥さん、怖いんだろうな?
シャワーも浴びないんだ。


と思いながら、アタシはシャワーを浴びて、
身支度を整えてタクシーで帰宅した。


社長は役に立たないから、
社長の奥さんを巻き込んで、
松本杏奈を追い出すしかないかな。

あの奥さん、好きじゃないけど。



そう思いながら、
また、手帳に思いつくままメモをしていった。
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