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因果応報
第7章 狂う歯車
この日の翔くんには先客が居て、
ちょっとだけ挨拶には来たけど、
アタシの席にはなかなか着いてはくれなかった。
遠目で観ると結構若い客で、
水商売してる感じのモリモリのオンナだったけど、
翔くんは楽しそうに笑って、
手とか握ったり肩を抱き寄せたりしていた。
アタシの席に着いてくれたのは、
ベテランらしいホストだった。
「若いコ達は楽しそうねぇ」と、
若干オネエっぽい口調で笑いながら、
「まあ、翔も売り上げとか、上から言われてるしねぇ…。
営業もしないといけないから…」と言った。
どこも、売り上げなのね?
と思うと、なんだか白けた気持ちになってしまって、
そんなタイミングでメールの着信もあったから、
それを観て、
「あ。
ちょっと用事が出来たし、
帰るわ」と言って会計して貰った。
「こんなオッサンでごめんね?
また、来てね?」と言いながら一緒に立ち上がると、
翔くんが少し慌てて見送りに来てくれたので、
そのオジサンホストは軽くウィンクをして店の奥に引き返した。
翔くんは一緒にエレベーターに入ると、
ドアが締まらないうちにアタシにキスをしてきた。
「雅美さん、今日はごめんね。
売り上げ悪いって言われちゃってさ。
キャバ嬢に着くようにって。
ホントにごめんね?
また、来てくれるよね?」
エレベーターが開く。
外に出て、
「またね?」と言いながら笑い掛けると、
翔くんは、
「ちょっと待ってて?
お願い?」と真剣な顔で囁いた。
「この先のカフェで!
絶対に行くから!」
もう一度キスをすると、
少し慌ててエレベーターに乗って戻ってしまう。
アタシは少し考えて、
言われたカフェに入ってコーヒーを頼んだ。
ちょっとだけ挨拶には来たけど、
アタシの席にはなかなか着いてはくれなかった。
遠目で観ると結構若い客で、
水商売してる感じのモリモリのオンナだったけど、
翔くんは楽しそうに笑って、
手とか握ったり肩を抱き寄せたりしていた。
アタシの席に着いてくれたのは、
ベテランらしいホストだった。
「若いコ達は楽しそうねぇ」と、
若干オネエっぽい口調で笑いながら、
「まあ、翔も売り上げとか、上から言われてるしねぇ…。
営業もしないといけないから…」と言った。
どこも、売り上げなのね?
と思うと、なんだか白けた気持ちになってしまって、
そんなタイミングでメールの着信もあったから、
それを観て、
「あ。
ちょっと用事が出来たし、
帰るわ」と言って会計して貰った。
「こんなオッサンでごめんね?
また、来てね?」と言いながら一緒に立ち上がると、
翔くんが少し慌てて見送りに来てくれたので、
そのオジサンホストは軽くウィンクをして店の奥に引き返した。
翔くんは一緒にエレベーターに入ると、
ドアが締まらないうちにアタシにキスをしてきた。
「雅美さん、今日はごめんね。
売り上げ悪いって言われちゃってさ。
キャバ嬢に着くようにって。
ホントにごめんね?
また、来てくれるよね?」
エレベーターが開く。
外に出て、
「またね?」と言いながら笑い掛けると、
翔くんは、
「ちょっと待ってて?
お願い?」と真剣な顔で囁いた。
「この先のカフェで!
絶対に行くから!」
もう一度キスをすると、
少し慌ててエレベーターに乗って戻ってしまう。
アタシは少し考えて、
言われたカフェに入ってコーヒーを頼んだ。

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