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因果応報
第10章 新たな出逢い
久々に帰った実家は、
古ぼけてはいたけど昔と全く変わっていなかった。
アタシの部屋もそのままになっていて、
荷物やら着なくなった洋服やらでぐちゃぐちゃだった。
台所や居間、お風呂場やら脱衣所も、
モノで溢れかえっていたのは、
家事も何もしないパパの介護をしながら、
お店を独りで切り盛りしていたママがとても家のことまで手が回らなかったからなんだろう。
おまけに、アタシと同じでモノが捨てられない性格でもあった。
療養というわけでもないけど、
天気によっては凄く頭が痛かったり、
記憶が混濁したり、
怒りっぽくなったりしていたアタシは、
家事も店の手伝いもせず、
会社の仕事もしなかった。
折りしも、世界中を巻き込んだ新型ウィルスの件もあって、
会社はフルリモートになったから、
「復帰」した後もたいして仕事をすることもなく、
オンライン会議で偉そうに発言するだけでやり過ごしていた。
会社に対して、申し訳ないという気持ちも起きない。
もしかしたら、脳の手術をして、
何かが欠落してしまっていたのかもしれなかったけど、
そんな自覚も当時はなかった。
古ぼけてはいたけど昔と全く変わっていなかった。
アタシの部屋もそのままになっていて、
荷物やら着なくなった洋服やらでぐちゃぐちゃだった。
台所や居間、お風呂場やら脱衣所も、
モノで溢れかえっていたのは、
家事も何もしないパパの介護をしながら、
お店を独りで切り盛りしていたママがとても家のことまで手が回らなかったからなんだろう。
おまけに、アタシと同じでモノが捨てられない性格でもあった。
療養というわけでもないけど、
天気によっては凄く頭が痛かったり、
記憶が混濁したり、
怒りっぽくなったりしていたアタシは、
家事も店の手伝いもせず、
会社の仕事もしなかった。
折りしも、世界中を巻き込んだ新型ウィルスの件もあって、
会社はフルリモートになったから、
「復帰」した後もたいして仕事をすることもなく、
オンライン会議で偉そうに発言するだけでやり過ごしていた。
会社に対して、申し訳ないという気持ちも起きない。
もしかしたら、脳の手術をして、
何かが欠落してしまっていたのかもしれなかったけど、
そんな自覚も当時はなかった。

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