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さよならから始まる恋物語【Love story】~雪の女王~
第2章 SideⅡ(沙絢(さあや))~デートの約束~
 時折、普段は物静かで滅多と感情を露わにしない父が声を荒げたり、母のすすり泣きが聞こえるだけだった。一度だけ、父が押し殺した声で
―俺は君が望むならそれでも構わない、だが、沙絢のことは本当にそれで良いのか?
 と呟いたのを耳にしたことがある。二人が話し込んでいる時、別に盗み聞きするつもりはなく、偶然に聞いてしまった言葉だった。
 それに対して母が何と応えたのかは判らない。聞くのが怖くて、沙絢が逃げ出してしまったからだ。
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