この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
さよならから始まる恋物語【Love story】~雪の女王~
第4章 SideⅣ(沙絢)~雪の女王~
「あ」
 沙絢は知らず腰を浮かせた。
「ごめんね。私は帰るから」
 早口で言い、逃げるようにその場を立ち去った。狭い三和土に置いてあった靴をはくときは、慌てていたので、またも転ぶところだった。―それほどに動転していた。
「待てよ!」
 沙絢以上に光樹の狼狽えた声が追いかけてきたが、この場にいられるはずもない。
 よりにもよって、好きな男の彼女が訪ねてきた場にのこのこと居合わせるなんて。
/381ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ