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さよならから始まる恋物語【Love story】~雪の女王~
第5章 SideⅤ(光樹)~誤解~
脆いだけではなく、沙絢の身体はこの上なくやわらかかった。抱きしめた拍子に押しつけられた胸もまだ小さくて、きっと身体もまだまだ未成熟なのだと思うと、これはこれで興奮した―と言えば、まるで若い女の子に異常な興味を示す助平爺さんみたいだが。
恐らく、この子は、あらゆる意味でまだまだ成長するだろう。その成長ぶりをずっと側で見ていたいとも思うし、この未成熟な身体を男である自分が女として成熟させてみたいという欲望もあるにはあった。
恐らく、この子は、あらゆる意味でまだまだ成長するだろう。その成長ぶりをずっと側で見ていたいとも思うし、この未成熟な身体を男である自分が女として成熟させてみたいという欲望もあるにはあった。