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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ
第1章 カタログNo 1 イレギュラールーティーン
スルッと手首の拘束の上から
押さえつけていた手を彼が離すと

手の平の方へ伸びて来て
ギュッと片方の手で
こっちの手の指を絡め取られる

「んんっ、ふぅ、
ん゛ーんっ、んはぁ、あ…ん」

指を絡めて手を繋がれたままで
キスをされてそのまま
舌を慶斗の舌に絡め取られる

勿論中に入ってるそれは
私の事を容赦なく責め立てて来て

でもキスされて
指まで絡まされてしまうと
更に更に 快感が絶頂へと
変えて行く スピードを

加速させるだけでしかなくて

私は彼に唇を塞がれたままで
声にならない絶頂の喘ぎを
彼の口の中に吐き出すしか出来ず

何度も何度も訪れる
絶頂の連続に
目の前が霞んで来て…しまって

頭 真っ白になってる

気持ちいいしかわからない…し

目の前に星が散ったかの様に
チカチカとしてきて
自分の事なのに

どこか遠くへ感じてしまって

あっちもこっちも気持ちいいっ…くて

頭おかしくなっちゃう…よ…っ

「はぁあ、あぁああんんっ、
ぁあ、やぁあああああっん」

もう いつイッてるのか…

訳が分からないで
イッて イクのが終わらないのに
またイってしまってるっ…からっ

「こっちも…一緒に使うと…どうなるかな?」

そう言って中に入っている部分の
バイブレーションのスイッチも入れて来て
振動のパターンをより強い刺激のする物へ
慶斗がスイッチを操作して切り替えて行く

ガクガクと身体が震えて来て
自分の中がソレを引き込んでいるから
勝手にズンズンとそれが自分の中で
奥へ奥へと入って来るのが分かる

「はぁ、あ、ぁあ、ふぁっ、んっ
やぁ、んっ、ぁあああああん゛んっ」

そのまま フッと
意識が途切れて 真っ白な世界に

ふわふわとした浮遊感に包まれて
溶け込んでいくような

何だろ…これ ふわふわする…

どこか遠くで 現実なのに
彼が呼んでいる声が

遠く 遠くで聞こえた気がして…


そのまま 白い世界に溶けて行った

ぼんやりとした視界に
赤い天井が見えて

それからハッとする

私 今…一瞬…失神して…た?

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