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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ
第10章 カタログ NO 8 地味な彼女の派手な秘密

かなり飲んで酔って居たのも
その一瞬で醒めてしまって
そのまま 何事もなく終わってしまったと言う

私の酸っぱい苦い苦い思い出があったからで

それを男性側の主催者から
真奈美が聞いたらしく
その事をしばらくネタにしては
真奈美にいい様にオモチャにされて居たのだ

それ以来…いつ合コンの誘いがあったとしても
大丈夫なように 小綺麗めなのを
選んで普段も着ける様になったのだが

するとどうだろうか?

コロナコロナで周囲もピリピリしてて
自分の所の診療所でも
検査や予防接種等の対応を求められていて
仕事が大いに変わって
疲れ果てていたのに

その塞ぎ込んでいた心が
下着ひとつで パッと明るくなったのだ

それから しばらくして
また真奈美からの合コンの誘いがあって

下着ぐらいは 可愛いいのしてよね?

と真奈美があの時の恥ずかしい話を
蒸し返すかのように言って来たので

3ヶ月前の合コンの当日 

私は元カレとのクリスマスの時に買った
真っ赤な勝負下着を着けて
いつものバスに乗り込んだ

その時の快感と興奮は今でも鮮烈に憶えている

私はお世辞にも目立つ容姿はしていない

不細工でもないが取り立てて美人でもない

それなりな感じの容姿をしているし
服装も柄物よりも無地が好きで
地味…だとよく言われがちだが

ああ その合コンはその下着の
出番?はなくて 終わったのだが

その合コン以降と言う物

私の見えない所でする
秘密の楽しみが…徐々にエスカレートしている

最初の内は派手めの勝負下着を
身に纏って仕事に行くだけで済んでいた

でも 人間と言うのは慣れるのだ

その刺激に慣れてしまえば
数回もすれば
当たり前の様になってしまっていた

もっと 別の刺激が欲しいと

感じる様になって…

求めてしまう様になっていて

その欲望が徐々に…エスカレートして行く


そんな事がきっかけで

今日はTバックで出勤して来ている


ダメだ…と思うけど

そのダメなのが止められない

もっと… もっと…

強い刺激が…欲しいと 感じてしまう



こんな事を続けていたら

人間としてダメになってしまうと言うのは

自分でも分かって居るのだが
人様に迷惑を掛けないのなら

ちょっとぐらい いいのではないかと

そうとも思ってしまう


そう ちょっとぐらいなら…
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