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第2章 カタログNO　２　呼びたい男と呼ばない女　前編

後ろから　自分のアソコに

視線を感じる

その部分を見やすい様に
自分で広げてるのだから

口が物欲しそうに　ひくつく様子が
彼の目には見えているはずだ

「こっちは、欲しいって言ってるけど？
上の口からは言ってくれねぇの？あいり」

ギュッと恥ずかしさに
耐える様にしてあいりが
自分の瞼を強く閉じると

「じゃあ、言いたくなるように
もっと、しちゃおっかな～？」

そう言って悪戯ぽい
口調で宇梶が言って来て

くちゅり…と蜜口に亀頭をすり付けられる

お互いの粘膜と粘膜に
粘液が絡んで　クチクチと音を立てる

ニュルニュルと入口に亀頭を
擦り付けられるが　宇梶のペニスを
強く意識させられるだけで

中に入って来る様子はなくて

それに　擦り付けられてるから分かるけど


「んで、今日はさ、
ゴム、付けなくていい日？」


そう　宇梶が問いかけて来て


疑問　そう疑問


どうして　する時


ゴム　付けるかって聞くのかって


だって　目の前でしてるの見てるから知ってる

他の女の子とする時は…


ちゃんと　ゴム…してるの…にッ


クチクチと入口を擦られて
隔たりの無い　生のままで

それで中を突かれまくる

その感覚と感触を　あいりの脳が

思い出していて　中からトロトロと

愛液が更に滲んで来る


「したくて、濡れて来ちゃった？
ホント、可愛いよね？あいりは」

「んっ、ゴム…して…ほし…いッ」


そう　挿れて欲しいと言う前に

付けて欲しいと願うと


ふうっと吐息があいりの耳に掛かって


「何で？んな事、言うの？
今日は、危ない日じゃないでしょ？」

「んんっ、やあ、付けてっ、…生はダメッ」

「ああ、でも、いいの？
別にゴムしてするのはいいけど、
付けてしたら、時間…掛かっちゃうけど？
それに、そのまましてる時の方が、
気持ち良さそうだけど？しない方が…好き？」

スリスリと勿体付けて来るようにして
私から出た愛液に塗れた
亀頭を蜜口に宇梶が擦りつけて来て

グッと挿れる様にして押し付けて来るから

くぷっ…と　先端の部分が
ほんの僅かにだけ　侵入して来て

ぐっと自分の身体に力を入れてしまって
身体を硬くしてしまっていた

「ひんっ、やぁ、生…ダメッ…、んんっ」

「んー？じゃあ、ゴム付ける？」

「やっ、それもダメッ…」