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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ
第2章 カタログNO 2 呼びたい男と呼ばない女 前編
あれから シャワーを浴びて

そのまま 寝直した


腹 減った


そう 空腹で宇梶が目を醒ますと

時刻は 土曜の昼前で

朝食も食べてなかたから

そら 腹も減るわな…と


冷蔵庫 なんかあったっけ?

そんな事を考えながら

ボリボリと後頭部を掻きながら

ベッドから起き上がった

コーヒーでも淹れて

冷蔵庫 見て考えよ


コーヒーをコーヒーメーカーにセットして


冷蔵庫のドアを開いてしゃがみ込む


ハムと チーズと 玉子はある


野菜は… アボカドとセロリとパプリカ

それから この前のトマトの半分のやつ


「んで、そば粉ね…」


野菜室でストックしていた
そば粉と薄力粉を取り出して


「ま、ガレット一択だわな…。
アボカドとパプリカのマリネと…後は
セロリのスープ…で決まり。
ん?めっちゃ完璧じゃん?俺天才過ぎッ」

誰も 居ないし
共感もしてくれないから

自画自賛するしか 無いが


ガレットの生地をボールで
混ぜながら コーヒーを飲む

置きっぱなしにしていたスマホの
存在を思い出して

LINEのアイコンに

赤い●が付いて居たから


誰からのLINEかと LINEを起動させる


勿論 料理の手は動かしたままだが

パプリカはトースターで焼いて


その間に アボカドとセロリを
使いやすい大きさにカットする

合間にコーヒーを流し込みながら


LINEの未読を確認していると

昨日 置いて行った

沙也加と美羽からで

ご不満たらたらだったので

適当にご機嫌取りの返事をして置いた



それから もう 1件


あいりからLINEがあって


思わず 動揺して

俺はスマホを落としそうになったが


この半年で あいりから

LINEが来たのって初めて…だよな?



今日 会えますか?



と言う それだけのLINE


会うも何も

そっちが帰ったんじゃん?

勝手に帰っておいて

会えるのかって 何だよ?



「いや、意味…分かんねぇんだけど?
ん?でも、会いたいって言われたの
初めてじゃね?これ?まさか…
いや…、ねぇか。そんな気があったら…。
そもそも、帰らねぇ…よな」


そうだとしたら いい意味の方じゃない方の

会いたい…だと覚悟するか


もう 呼ばないで…の方だって


考える方が 自然だわな

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