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Autamoon(秋月夜)
第7章 手コキ
手コキ②
あぁ最悪だ…
やっぱりチェンジすれば良かった…
「でも良かったわ…」
するとそんなことを言ってきた。
「えっ?…」
良かったって、なんだ?…
「だって…」
先輩曰く…
こんな風俗だから金払うから『脱げ』『しゃぶれ』『やらせろ』等は日常茶飯事なのだそうだ…
「お店もさぁ、わたし達が騒がなければ暗黙っていうかぁ…」
リップサービスや本番が無いからアルバイトしているのに…
ボソッと先輩は呟く。
「だから少し嫌だけど、かなり安心…」
と、微笑みながら言ってきた。
あ、この笑顔…
高校時代に憧れていた笑み。
「じゃあ…」
そう言いながらたっぷりのローションで手コキを始めてくる。
ヌチャ、ヌチャ、ヌチャ…
「あっ、うっ…あぁ………」
そして僕は…
あっという間にイッてしまう…
「あらぁ…」
その『あらぁ』の裏には『もう、こんなに速く…』の言葉が隠されている様に聞こえてきた。
「うふ、なんか…」
なんかって?…
「なんか、かわいい…」
彼女は濡れティッシュで後始末をしてくれながらそう呟く。
「相変わらずね…」
あちゃぁ…
そして昂ぶりの終息と共に羞恥心がぐんぐんと湧き起こってきた。
やっぱりチェンジすればよかった…
後悔、先に立たず…
いや、先に勃たずか…
そして自虐してしまう。
「いいわよ、あの頃と同じ値段で…」
すると先輩は笑いながらそう言ってきた。
「え?…」
すると、あの頃…
高校時代の記憶が蘇ってきたのである。
『あらあら、もう出ちゃったのぉ…』
『あ、は、はい…』
『ま、わたしは楽でいいけどねぇ』
『あ、は、はい…これ5000円…』
『うーん、3000円でいいわよ』
『え…』
『だってぇ、こんな秒でイッちゃったんじゃぁ、なんか5000円貰い辛いしぃ…
まけてあげるわよ…』
あの頃…も…
高校時代の先輩は、昼休みに未使用の体育道具置き場を使ってこっそり…
『5000円手コキ』のバイトをしていたのである。
「なんか懐かしいわね…」
僕は返す言葉が無かった…
「またね…」
そして先輩は…
あの頃と…
あの高校時代と同じ様に、そう声を掛けてくれた…
次は…
次こそは…
『5000円じゃ、足らないわ』って、云わせてやる…
あぁ最悪だ…
やっぱりチェンジすれば良かった…
「でも良かったわ…」
するとそんなことを言ってきた。
「えっ?…」
良かったって、なんだ?…
「だって…」
先輩曰く…
こんな風俗だから金払うから『脱げ』『しゃぶれ』『やらせろ』等は日常茶飯事なのだそうだ…
「お店もさぁ、わたし達が騒がなければ暗黙っていうかぁ…」
リップサービスや本番が無いからアルバイトしているのに…
ボソッと先輩は呟く。
「だから少し嫌だけど、かなり安心…」
と、微笑みながら言ってきた。
あ、この笑顔…
高校時代に憧れていた笑み。
「じゃあ…」
そう言いながらたっぷりのローションで手コキを始めてくる。
ヌチャ、ヌチャ、ヌチャ…
「あっ、うっ…あぁ………」
そして僕は…
あっという間にイッてしまう…
「あらぁ…」
その『あらぁ』の裏には『もう、こんなに速く…』の言葉が隠されている様に聞こえてきた。
「うふ、なんか…」
なんかって?…
「なんか、かわいい…」
彼女は濡れティッシュで後始末をしてくれながらそう呟く。
「相変わらずね…」
あちゃぁ…
そして昂ぶりの終息と共に羞恥心がぐんぐんと湧き起こってきた。
やっぱりチェンジすればよかった…
後悔、先に立たず…
いや、先に勃たずか…
そして自虐してしまう。
「いいわよ、あの頃と同じ値段で…」
すると先輩は笑いながらそう言ってきた。
「え?…」
すると、あの頃…
高校時代の記憶が蘇ってきたのである。
『あらあら、もう出ちゃったのぉ…』
『あ、は、はい…』
『ま、わたしは楽でいいけどねぇ』
『あ、は、はい…これ5000円…』
『うーん、3000円でいいわよ』
『え…』
『だってぇ、こんな秒でイッちゃったんじゃぁ、なんか5000円貰い辛いしぃ…
まけてあげるわよ…』
あの頃…も…
高校時代の先輩は、昼休みに未使用の体育道具置き場を使ってこっそり…
『5000円手コキ』のバイトをしていたのである。
「なんか懐かしいわね…」
僕は返す言葉が無かった…
「またね…」
そして先輩は…
あの頃と…
あの高校時代と同じ様に、そう声を掛けてくれた…
次は…
次こそは…
『5000円じゃ、足らないわ』って、云わせてやる…