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担当とハプバーで
第6章 墓まで連れ添う秘密たち
片足が解放されたかと思うと、その上を跨がれて、もう片方の足を肩にかけられる。
さっきよりもさらに奥に刺さって、叫んでしまう。
足首に舌を這わせて、ハヤテが嬉しそうに笑う。
「前回はできなかった体位、色々やらせてもらうから。どれが好きか、教えて」
「んあっ、うう、深いって……やっ」
もうやめてと言いたいのに。
あまりの快感に期待が溢れて言葉が出ない。
脚を下ろしたハヤテは、今度は両太腿を抱えるように腕を差し入れて、ぐっと私の方に覆いかぶさる。
お尻がぐいっと上がって、カエルみたいなポーズで固定されると、真上からお腹の裏をえぐるようにスライドされる。
出したことのない大声で喘いでしまう。
ひと突きごとに奥が削られていくように、衝撃がずんっと響く。
「やっだ、これっひああっ、だめっ」
窮屈な体にハヤテの体重がのしかかって、呼吸すら苦しくなる。
頭をぼうっとして、快感だけに意識が溺れていく。
枕を握る指先に力が入らなくて、下品な自分の声が嫌で口を両手で押さえる。
「すっげえ顔……」
嬉しそうな声と、優しく頬を撫でる手。
ゆっくりとハヤテが後ろに下がりながら、下半身が下ろされていく。
腰がシーツに触れると安堵の息が漏れた。
縮こまっていたお腹が伸びて、余韻でビクビク収縮してる。
挿入したまま、ハヤテが隣に横になって、片足を支えた手がお尻を掴む。
汗だくなのが自分でもわかる。
ぐっと突き出された腰に、もうじゅくじゅくの中に電気が走る。
「待っ、まだ、うごか、ないで」
ハヤテの肩を掴んで、目を合わせてからその言葉が聞き入られないことを確信する。
なんて、楽しそうな。
「ごめん、その言葉じゃ止まらねえわ」
じゅ、じゅ、とピストンされて、首を振って快感から逃げようと必死に叫ぶ。
「ぅやあっ、気持ちいっ」
やめて、の代わりに。
何度も気持ちいいと叫んでしまう。
逃げきれない波に、自分の髪を頭皮からなぞるように掴み上げる。
逝きそう。
本当に死んじゃいそう。
気持ち良すぎて。
抜かれても刺されても気持ちいい。
「だめ……あ、ぁいい、あっ」
たまらずハヤテの首元に抱きつく。
片肘ついていた腕がすぐに抱きしめ返した。
「は、あ、……好きなだけ、叫んで、おかしくなって」
顔を上げるとむしゃぶるようにキスをした。