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第22章 卑劣な罠

ピッタリと閉じた脚を強引にこじ開け、もう一度挿入を試みた。
｢やあだっ！来ちゃダメーっ！｣
詩織は体を小さく丸め、両手で胸と股間を覆い隠した。
詩織なりの防御だったのかもしれない。

俺はどうしても詩織とやりたい、そのことで焦りがあった。
そんな俺に、詩織は怒り、恐怖を感じていた。
詩織をなだめるように添い寝し、腕枕をしようとしたが、詩織は俺から逃げるように首の下に腕を差し込むのを許さない。
体を撫でようとしても、まるで触らないでと言わんばかりの態度を取った。

詩織を感じさせて、詩織からSEXをおねだりさせ、合意の元でSEXする、ずっとそう考えていた。
しかし、詩織とヤリたい、どんなに乱れるか見たいと思った俺は、手段を選んでいられなくなった。