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第23章 恥ずかしい水着

詩織は待ち合わせ場所でも笑顔はなく、ホテルに向かうまでの足取りも重かった。
しかし、この前と違うことが一つあった。
それは部屋に着くなり、詩織が準備を整え、そそくさとシャワーに向かったことだった。
早くシャワーを浴びないと、こないだのように脱がされ、下着を観察され、洗ってない体を舐め回されると思ったからだろう。

いつものようにバスルームで詩織を弄ぶが、今日はその場面を撮影することはなかった。
同じシチュエーションの動画を何度撮ってもつまらないと思ったからだ。

動画を撮るのは、部屋に戻ってからのお楽しみだった。
今日も詩織に、恥ずかしい格好をさせてその姿を撮る。
あんな衣装を着せられた詩織が、自分でその姿を見た時どんな反応をするかが楽しみだった。