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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第9章 瑠美子 39歳
こんな平凡で、何の取り柄もない主婦の私に訪れた不貞の魔力…
「あぁッ…んんッ…!あッあぁッ…すごい!!」
私は彼と繋がっている幸せと
体の奥からこみ上げてくる快感に包まれ
無我夢中で彼にしがみついた。
「くあっ!あぁッ…
あッ!あッ!あッ!…気持ちッ…いい!」
彼の動きに合わせて女の声を上げてしまう。
そんな喘ぎ声につられて彼の動きが段々激しくなる。
「お、お客さま…!俺…もうッ…!…いッ…く!」
「あぁぁッ!あッあッ…んッ…んんッ!
…わ、たしもッ…んッ…!
もぉだめ…いっ、ちゃぅッ…!」
膣外射精など考えられなくて
私は彼の精液を子宮で受け止めてしまいました。
一緒に果てて施術用の狭いベッドに
2人で抱き合って時間だけが流れてゆく。
「も、もし良かったら…客ではなく
男と女として…これからも…」
わかっている。
その先は言葉にしなくてもいいの。
そう言って私は、彼にキスをして
再び固くなり始めた彼を私は受け入れて、
また深く深く愛し合った。
第9章 完