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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第17章 咲恵 37歳

ドクドクっと私の膣内で彼のペニスが脈打っています。
「えっ?中に出しちゃった?」
思えば彼は童貞だったのですから射精コントロールなんか出来っこありません。

迂闊でした…
私は頭の中で排卵日かどうか計算しました、
大丈夫、安全日です。

セックスの余韻に浸りたかったのですが
病室のスピーカーから『咲恵さん、まだぁ?こっち、めちゃくちゃ忙しくなってきたんですけどぉ』と早く戻ってこいと催促されました。

「はぁ~い、すぐ戻りますぅ」

ごめんね、もう行かないと…
お詫びの印に彼にチュッとキスをしてあげました。

脱ぎ捨てたショーツを履こうとすると
「ねえ、ソレ…頂戴よ」と私のショーツを奪ってしまったんです。

「どうして?」

「僕、あなたのパンツの匂いを嗅いで
あと、三回ほどオナニーしたいんだ」

まあ!思いもよらず変態さんなのね。
いいわ、あげる。
私を思い出してシコシコしてね。

「それとさあ、僕、もうすぐ退院なんだけど…
退院してからも会ってもらえます?」

彼からお付き合いの申し込みです。

「えっ?こんなおばさんでいいの?」

「僕、あなたに惚れちゃったんだ
退院でサヨナラなんてやだよ!」

嬉しい!嬉しい!嬉しい!!

「ええ、こんな私でよければお付き合いをしましょ」

もう一度、彼にキスをしようとしたら
『ねえ、まだぁ?』とナースステーションから帰ってこいコールです。

「じゃあ…いかないと…
退院したらいっぱいセックスを教えてあげるわね」

そう言って私はノーパンでナースステーションに戻りました。

第17章 完




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