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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第24章 早苗 33歳

それが男のやり方なのか、
それとも着衣のセックスに興奮しているのか
男は初めから強く突いてきた。

「だめぇ…!いい…気持ちいい…ダメぇ…!!」

肯定なのか否定なのかわからないあえぎ声を上げながら私は悶えてしまいました。
こんなに気持ちいいセックスは初めてです。

男が突きまくる度に
私のアソコからはとんでもない量の愛液が噴きだして太ももを伝いシーツをグショグショに濡らした。

「最後は再び正常位で逝かせてもらうぜ」

あっという間に体をひっくり返されて股を広げさせられると、私は自分から足を上げ、深く挿入してもらうようにしました。
私の思いを察するかのように深くきつく突き刺してくれたので私は想いっきり声を上げた。

「中に…出していいかな?」

男は中出しを望んできましたが、
さすがにそれはダメよと言うと
それじゃ最後はお口でしてくれる?と
男は寸前でペニスを抜き、
私の身体を起こすとペニスを顔に近づけた。
私は自分からソレを咥えて顔を動かし舌を使った。

久しぶりだったのか、男は熱い塊を私の口に発射した。
私は動きをとめ最後まで受け止めると、舌を使いながらゆっくり口を離した。
そしてそのまま飲み込んだ。

「ふう…奥さん、あんた最高だぜ」そう言いながら約束は守るよと私の目の前で音声データーを消去してくれた。

これでサヨナラなんて勿体ないと思った私は
「ねえ…私と愛人契約しない?」と持ちかけました。
「俺もそう言おうと思っていたのさ」と男は答えながら私にキスしてくれた。

第24章 完

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