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女の性癖、男の嗜好…(短編集)
第38章 京香 33歳
血管の浮いたペニスを突き立て、
ペットちゃんは一気に私の身体を貫く。
「あぁあああっ…!!」
欲しかったものが与えられ、
一瞬にして全身の血が沸騰し、
白い閃光に射抜かれて逝かされてしまった。
「ああっ…ペットちゃん…大好き…!
あっ…ああっ…あぁあああっ…!!」
このまま溶けて、ペットちゃんの一部になってしまいたい。
そうしたら、一生離れずに楽しい人生になることは間違いない。
強く深く突かれ、掻きまわされ、
突かれる度に逝かされて、
ありえないくらいに満たされてゆく…
それなのに、際限なく欲しくなって、
頭の中がぐちゃぐちゃになる。
「女王様!逝ってください!いや、もっと逝け!!」
「あっ…ペットさまぁ!…ああっ…!!」
彼がどこかに行ってしまわないように、
腰に脚を絡みつかせる。
果てしなく逝かされ続けて、
わからないくらいに快楽に脳が締めつけられて、
このまま死んでもいいとさえ思う。
「女王様、愛してるんだ!好きだ!!」
「あぁ!!ペットさま…私も好きです!!」
ペットさまのペニスがはち切れそうに大きくなって、
ものすごい速さで突かれて、
意識が飛びそうになるくらいの快楽に脳が溶けて、汗という形になって全身をびっしょりと濡らす。
「女王様…もう逝ってよろしいでしょうか?
あああ!ダメだあ!出る!出すぞっ!いいな?」
私もペニスを抜かれないように、
絡めた脚に力を入れる。
「中に出して…私を孕ませてぇ」
彼の動きが止まり、
脈打つペニスから精液を注がれる。
彼のすべてを全身で受け止め、私は満たされた。
翌日、私は久々に旦那に面会に行きました。
手に離婚届をしっかりと握りしめて…
第38章 完