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最愛の人
第21章 絆
抱き合いながら眠ってしまった次の朝、私達はとても気持ち良く目が覚めました。

「おはよう」
「おはようございます」

こうして挨拶ができる喜びを幸せに思いました。
でも、この穏やかな雰囲気をわざと壊そうとする私はやはりMなのでしょう…


「ご主人様、発言の許可をいただきたいのですが宜しいでしょうか?」

「………許そう」


ご主人様なら、私が何を言い出すのかお見通しでしょう…
それでもお許しを下さったご主人様はとてもとても強い方です。
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