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最愛の人
第24章 美鈴
車に戻った私はコートのみ身に着けました。
首輪と鎖はそのままです。


「ご主人様…
「もう美鈴はおわりだ。
これからは愛莉として過ごせ」


ご主人様の顔には迷いがなくなり、今までよりも目力が強くなったように見えました。
その後はお昼の時間帯だったので、料亭に連れて行っていただきました。
予約して下さっていたようで個室に通されました。

「愛莉、脱げ」


私は首輪のみの姿なりました。
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