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最愛の人
第37章 管理者と奴隷
No.10は掃除洗濯はしっかりできていますが、料理のセンスはあまりなく…
作ったものは奴隷達がお腹に処分しているため、この3日間は奴隷館のメンバーが犠牲になっています。

「愛莉、そろそろまともな餌を与えてやらないと死んでしまうぞ。
お前だって疲れが肌に出てるし、痩け始めてるじゃないか」

「ご主人様、申し訳ありません。
No.10ですが、味の好みが異常です…
藤田様にご相談させていただいてもよろしいでしょうか?」

「本来なら認めないんだが、これをお前に預ける。
好きに使っていいぞ」

ご主人様から受け取ったのは携帯電話でした。
好きに使うと言っても、藤田様にご相談する以外に使うことはないでしょう。

「藤田様でしょうか?愛莉です。
お忙しいところ申し訳ありません。

実はご相談したいことがありまして…」


返ってきた返答は驚く内容でした。
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