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第37章 管理者と奴隷

本館へ戻ったのは、お姉様のご遺体を業者に引き継ぎ終わった深夜でした。


「愛莉、ご苦労だったな。
No.8とNo.10は無事に主の元へ帰せた。

奴隷部屋1は火葬後、No.4とNo.5と同じ墓に入る。
さて、今日は流石に疲れたから帰るよ。
１週間ほど来れなくなるから、そのつもりで。


そうだ。
No.9だが、土井のパートナーになることになった。
今頃２人で契約を結んでいるはずだ。

明日からの、No.9への対応は土井に指示を仰ぎなさい」

「ご主人様、お気をつけて。
本日はお疲れ様でした 」


玄関の扉が閉まった…
ウワーン！ッツ！ヒクッ！

大声を上げて泣いたのはいつぶりでしょう…
これ以上泣いては目が腫れると思っても、泣き止むことが出来ませんでした…