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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第8章 『仁さんの初体験』

自分が食べるだけ食べて、

飲むだけ飲んで満足すると

先に席を立ってダイニングを後にする。

自分達に寝室の方へ、

階段を上がって行こうとして。

3段ほど、階段を上がって

その足をぴたっと、親父が止めると。

こっちのダイニングに居る僕の方を向き直って来た。


『仁…お前も来い…、今夜は特別だ…。
何時もは静から、褒美は貰ってるみたいだが、
今日は…俺から…やるよ。
MVPの働きをした、お前にご褒美をやらんとな』


そう言って、僕にも一緒に寝室に来る様にと

そう親父が言って来て。

親父が、自分がテーブルの上に残していた

空のグラスをシンクで洗って居た

静の方に視線を向けた。


『なぁ、良いよなぁ?静』

『……はい…、
純二さんが言うなら。私はそれで』


たったそれだけのやり取りだったか、
静の方は親父の言葉の意味を悟って
その言葉に同意する意思を親父に返した。


『だ、そうだ…。
静も同意した事だしな。お前も来い』


ーーー
ーー



『はぁ…ンんッ、あぁんッ、あんッ』


今…僕は…、目の前で…親父と静さんが…

セックスをしてる…のを…見せられている。

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