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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第10章 『次の日の朝』
沈黙が重い…と感じ始めた頃に
仁がその重い口を開いた。
『僕に…答えを求めるの?真奈美ちゃん。
じゃあさ…、真奈美ちゃんは…
2年…ここで僕の助手…して来てるけど…、
仁さんの事どれぐらい…知ってる?
自分の腹違いの妹かも知れないから
僕が君に…手を出さないとかって
そんな風に…思ってるんだったら
それは大間違いだからね?
まぁ…、ストーカーさんに犯される方が
僕の家に来るよりましなら、好きにしたらいいよ』
ちょっと…脅し過ぎた…かなとも思ったけど、
言われた方の真奈美は仁の言葉を聞いて
素直に言葉のまま受け取って泣きそうな顔を
していたと思って見ていたら。
むむむッ…とその可愛い顔の
眉間に皺を寄せ居ていたので、
僕の言葉の意味を…考えているんだろうけど。
「仁さん…」
『ん~?どうするか決めたの?』
「仁さんは…意地悪ですよぉ~ッ」
『そう?仁さんらしいでしょ?』
「真奈美に、そんな中途半端な事しないで。
意地悪するのなら、意地悪するにして、
優しくするのか…どっちかして下さぃいいッ」
『あのさ、真奈美ちゃん…。
言わなきゃって思って忘れてたんだけど。
仁さんこれから行かないといけない所あってさ。
今から、美幸さんの所…行って、
機材のセットしたらすぐに出るから、
後は…美幸さんに手筈説明しといてね?』