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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第11章 『短小バツ1の50代のスーパー店長』
当然…、ここから直接
その発展場とやらに連行されてるから。
あの店長さんは、仁さんへの
慰謝料を支払う為のお仕事をしてる間は。
スーパーの仕事は無断欠勤になって。
店長が発展場のお仕事をしてる間に、
警察が聞き取りをしにスーパーに行ってるから。
噂好きな奥様連中が、
店長のある事無い事噂にするだろうし。
店長はそのまま今回の件で、
逮捕される感じになる手筈は整ってるから。
もう…、白鳥さんと会う事も無いだろうし。
『もう、美幸さんのパート先に
あの店長が…来ることは…ないはずですから。
と…言う事…だから…、
機材の回収して…からなんだけど』
「仁さんは…お二人を両手に華にして、
打ち上げてして来て下さいよ。
証拠の動画の編集は…真奈美がして置きますから」
仁さんが…、美幸さんのフォローしたいって
思ってるのも…ちゃんとわかってるつもりだ。
景子さんにも…、この話に協力して貰ってるから。
御礼…みたいな部分も…あるのも
ちゃんと…分かってる…つもり。
回収した機材だけ持って逃げる様にして、
車に乗り込んで…帰って来てしまった。
私が…不安にならない様にって、
内村さんに声を掛けてくれたのは仁さんだし。
今朝のストーカーさんの事も、
内村さんに相談してくれてたみたいだった。
「仁さんに…お礼…、言い損ね…ちゃったな…。
警察に…、証拠として提出する分をコピーして…」
作業に集中しようとしても…、
今頃…3人で…
何してるんだろとかって考えてしまう…。
真奈美がはぁっと…ため息を1つ
漏らす様にしてついた。
「さ、作業作業。
仁さんが戻ってくるまでに、終わらせて
仁さんに、真奈美の事を
褒めて貰わないと割に合わないですよ」