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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第12章 『真奈美と仁』
貴虎が、自分の組の若手数人連れて遊んでたら
サファリパークのライオンの方が
ビビって萎縮するわな。
まぁ、確かに真奈美ちゃんにって
貴虎が言っただけあって
子供マンコな…
真奈美ちゃんが…喜びそうな場所だしな。
『僕は、ここで寝るから。
…真奈美ちゃんも…
今日は朝から色々あって、疲れたでしょ?
仁さんはお仕事が上手く行ったから、
ご褒美ビールタイムするから。
ゆっくりお風呂に浸かっておいでよ、
寝室のベッド使ってくれていいから』
本舗で…使っていたシャンプーとかは、
一式詰め込んで持って来たので。
お言葉に甘えさせて貰って。ソファで寛いで
ビールを飲んでいる仁さんにお断りを入れて。
ありがたくゆっくりとお風呂に入らせて貰った。
誰も…殆んど上げない自分の家に…、
自分以外の人の気配がする…。
ただ…それだけの事で…、
妙に落ち着かない気分になるな…。
スッと…仁が立ち上がり、
テレビの下のテレビ台の
引き出しを開いた。その中に入ってるのは、
一枚のDNA鑑定の結果が書かれている。
真奈美ちゃんは
ああは言って居たが、親父の行動も
気になって居たし、
一応親父と真奈美ちゃんの親子関係が
あるのかを、調べさせて貰った。