パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第13章 『夫婦円満本舗の慰安旅行』

キリンだけじゃなくて
象にもカットした林檎や
サツマイモをあげる事が出来て。

器用に象が鼻で、
カットした野菜をキャッチして
食べているのを真奈美が興奮しながら
こっちに見てみてと言って来て。

『真奈美ちゃん
見てるから、ちゃんと見てるから』

「仁さんも…、
エサ…あげてみて下さいよ。
象さん…凄い可愛いですよ…」

僕は良いよと断ろうとしたが、
真奈美の視線が
それを許してはくれそうにないから。

１つだけと…象に
エサのにんじんをあげてみたのだが…。

『象…可愛いな…』

結局、仁さんは
自分の分のおやつも買って来て。
象に一緒におやつをあげるのを楽しんだ。

その先にはカピバラが数頭いる、
カピバラガーデンがあって。
インスタ映えしそうなベンチが幾つかあって。

カピバラには笹の葉をあげるらしく。
お金を入れる入れ物があって。
高い場所に切り花の様に刺さって居る
笹を１枝３００円で購入して。

真奈美がどのカピバラに笹をやろうかと
悩んでいると、周囲を
３匹のカピバラに包囲されていて。

自分がエサをあげたいと思って居る、
カピバラの場所に
行きたくても行けない様だった。

『お、真奈美ちゃん、良かったじゃん。
カビバラさん達にモテモテじゃない』