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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第13章 『夫婦円満本舗の慰安旅行』
そうなってる来ると…
流石に僕にも…お手上げになるから。
考えるだけ…頭が痛くなりそうだ。
仁は…考えるのを…そこでやめると。
残って居た、別のグラスの冷酒を煽った。
真奈美が夕飯の食器をコンテナに纏めて、
部屋の外の廊下のある
ワゴンにそのコンテナを片付けると。
お腹も少し落ち着いて来て居て、
デザートが入りそうな気がして来たので。
仁が…飲んでいる、リビングのソファで
ゆっくりしながらデザートを
食べようとしていそいそと戻って来て。
「仁さん…。
お夕飯の片付け…終わりました…っと…」
仁さんは…お酒飲むのは好きだけど、
あんまりお酒は強くないから、
今日は…沢山日本酒を飲んでいたから
すっかり…酔っぱらってしまっていて。
気持ち良さそうに眠ってしまっていた。
よいしょっと…真奈美が、ベッドから
掛け布団を引っぺがして運んで来ると。
ソファの上で眠っている仁の身体に掛ける。
僅かに…仁が身じろいで、顔を顰めるので。
起こしてしまったかとドキドキしてしまったが。
どうやら…そうではなかった様で、ホッとした。
こうやって…
じっくりとその顔を見てみると…。
仁さんって…結構…整った…
綺麗な顔立ちをしてるのでは?